派遣ガイド

派遣先でのトラブル

派遣という仕事は歴史も浅く、まだ日本では半世紀も経っていないため、いろいろなトラブルが起きてしまいやすいのです。

法律の改正

いろいろなトラブルに対して、法律を使うことも考えられますが、やはり労働者側には不利なことが多く、早急な改正が必要な場合もあります。

良くある事例

◇契約打ち切り

問題発生派遣先が派遣社員を解雇することは法律上ありえません。理由は、派遣社員が雇用契約を結んでいるのは派遣会社で、派遣先との間には雇用関係がないためです。そのため、派遣先が派遣社員に対して、勝手に契約を打ち切ることはできないのです。

もし、派遣会社と派遣先の契約が解除されてしまった場合には、派遣会社は派遣先と連携して、次の仕事をすぐに紹介するか、派遣先が見つからない期間について、平均賃金の6割以上の休業手当を支給する必要があります。

どうしても次の仕事が見つからず、派遣会社から解雇される場合でも、派遣会社から解雇予告手当てをもらうことが可能です。それは、労働基準法第20条では、労働者を解雇する場合、30日前の予告を義務付けていて、解雇予告しなかった場合には、30日分の平均賃金を支払うことが定められているからです。ただし、2ヶ月以内の期間を定められている人、所定期間を超えて引き続き使用されている人は除き、解雇予告手当ての制度は適用されません。

もし、納得のいく解雇理由で無い場合には、その書面や雇用契約書(就業条件明示書など)を持参して、労働基準監督署などに相談に行くとよいかもしれません。

◇業務内容が違う

例え、契約時に仕事の範囲を決めて契約していると言っても、契約外の仕事でも、簡単な業務を手伝って欲しいなどの頼まれ事は良くある話です。しかし、「一般事務で契約しているのに、営業の仕事を頼まれた」とか、「残業の時間が聞いていたよりも、かなり多い」などの、あまりにも契約とかけ離れている場合は、契約違反の可能性がありますので、派遣会社の営業担当に相談してみましょう。

◇人間関係

いじめなどの嫌がらせを受けている、セクハラ(またはパワハラ)されるといった人間関係の問題は、派遣会社の営業担当者に相談して、話し合いの上、改善して欲しいと派遣先に伝えてもらいましょう。立場上言い出しにくいのは分かりますが、そのために何らかの不利な状況に陥ったときには、弁護士に相談するのもありです。

◇途中で辞めたい

途中で辞めたくなる理由は、何らかの不満があるということです。しかし、期間満了前の契約解除は契約違反となりますので、本当に辞めなくてはならないのか、他に解決方法はないのかなど、1人で悩まずに派遣会社に相談しましょう。

◇派遣会社に相談しても解決しない

基本的に悩みや相談は派遣会社を相手にして相談するのが1番なのですが、それで解決しないと言うなら、専門機関に頼るのもいいでしょう。他にも、派遣に関する疑問や苦情、相談などを受け付けてくれる窓口です。派遣会社に相談してもトラブルが解決しなかったら、第3者にアドバイスを聞いてみましょう。

●社団法人 日本人材派遣協会
    相談センター TEL:03-3222-1605(月〜金/9:30〜19:00まで) http://www.jassa.jp/

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2019/1/30 更新

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